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御殿場市立印野小学校にてスナッグゴルフ実技講習会を実施(10月26日)


いよいよ2週間後に開催される、三井住友VISA太平洋マスターズ(11月10日から13日)では、2019年からJGTO日本ゴルフツアー機構による、地域社会貢献活動を兼ねたゴルフ普及策として、御殿場市内の小学校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈そしてプロゴルファーが実際に小学校に訪問しての実技指導を行い、地元に根付いた活動を展開している。



2020年と2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、小学校が外部講師を受け入れる環境が整わず停滞の2年間となっていたが、ようやく収束の兆しが見え始め、御殿場市立印野小学校では、三井住友VISA太平洋マスターズの大会3日目に、社会学習としてトーナメント見学を企画しており、その第一弾となるスナッグゴルフ実技講習会が、秋晴れの雄大なる富士山の麓で行われた。



実技講習会に参加したのは、クラブ活動でスナッグゴルフを選択した、4年生から6年生までの26名で、太平洋クラブ御殿場コースを拠点に活動を展開する、チームセリザワゴルフアカデミーの高田順史ヘッドプロによる指導が行われた



6限目の60分間で行われた講習会では、パット、チップショット、フルショットの基本指導に加え、校庭に特設された3ホールをグループごとで回る、実践コースプレーも体験し、トーナメント見学につながるよう、一連の流れを凝縮した講習会となった。



御殿場市では、トーナメントと連携導入となった2019年から僅か3年程だが、市内10校中9校でスナッグゴルフのクラブ活動がスタートしている。
オリンピック・パラリンピックの開催もきっかけに、ゴルフが産業やツーリズムに貢献しているということから、ゴルフを含めたスポーツ振興に更なる力を入れているそうで、昨年から市の担当者が各小学校をまわり、働きかけを続けてきた成果のようだ。


その中でも印野小学校は、太平洋クラブ御殿場コースから最も近い小学校というご縁から、第一弾は本日の実技講習会、第二弾は来週月曜日に大会の歴史やゴルフのエチケットやマナーを学ぶ講話が行われるそうで、最後の第三弾が大会3日目の社会学習見学となる。


今年が記念大会となる50周年を迎える三井住友VISA太平洋マスターズでは、最終日に第4回御殿場市スナッグゴルフ大会とキッズエスコートも計画されており、御殿場市でのキッズゴルフの普及が益々盛り上がっていきそうだ。