16日ー19日の欧州・DPワールドツアー「タイランドクラシック」の第2ラウンドで、比嘉一貴（ひが・かずき）が8バーディ、ボギーなしの「64」で急浮上。通算10アンダーの3位タイで決勝ラウンドに進出した。　

Leaderboard - Thailand Classic 2023 - DP World Tour (europeantour.com)

昨季日本ツアー賞金1位の資格で今季の欧2戦目を迎えた比嘉。
53位タイと出遅れた前日初日は「パットのインパクトが少し弱かった」と、ラウンド後の練習で反省。
「今日はしっかりフォローを出すような感じでやったのが上手くいった」と、微調整をスコアに直結させた。

首位のカブレラベロ（スペイン）に3差と肉薄し、「明日ももう1 回、同じようなスコアが必要なのかなと思います」。
19日・最終日の強風予報を見越して3日目のサタデーチャージを課した。

そのほかの日本勢は、先週のアジアンツアーで同ツアーでの初優勝を飾った金谷拓実（かなや・たくみ）も通算5アンダーの29位タイで決勝へ。

シード4季目の川村昌弘（かわむら・まさひろ）は、通算2アンダーの75位タイで、1打足りずに予選敗退した。

また、蟬川泰果（せみかわ・たいが）はこの日、11番でイーグルを取ったが、バーディはなしのボギーが3つ。さらに、最終ホールでは痛恨のトリプルボギーで通算4オーバーの116位タイと大きく崩し、先週の欧デビュー戦「シンガポールクラシック」に続く2週連続の予選突破はならなかった。