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岩手県宮古市内の小学校教諭がスナッグゴルフ指導者向け講習を受講(2月28日)

岩手県においては東日本大震災からの復興を願い、日本ゴルフツアー機構からスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈・導入が、2013年から始まり、今年1月に宮古市内全13校に導入された。



今回、宮古市教育委員会より小学校の教諭向けにスナッグゴルフの使い方など指導者向けの講習を行いたい旨の依頼があり、宮古市立千徳小学校の体育館をお借りして開催された。
講師は仙台を中心に活動し、先日の石巻市でのスナッグゴルフ講習会でも講師を務めて頂いた、後藤美希子プロにお願いした。
後藤プロは過去にも宮古市内の小学校で実技講習会を行った経験もあり、久しぶりの宮古市訪問となった。



宮古市内13の小学校から15名の教諭が集まり、ゴルフの経験が無い方やスナッグゴルフを初めて見る方もいたので初心者でもわかるように実際の小学校で行っている生徒向けの実技講習会の流れにそって、スナッグゴルフ用具の解説や道具の使い方の説明をしながら、安全な講習の運営、そして技術指導と、コンパクトな時間の中で凝縮した指導者向けの講習が行われた。



特に注意深く指導したポイントは、安全な運営ポイントで、クラブを使っている生徒と待機している生徒の距離をフラフープなど目印を置いてしっかりと保つことや、ボールを拾いにいくときには指示を与えて一斉に、など細かく注意点を説明した。


技術編では、グリップの握り方、スタンスの足の広げ幅や位置、時計の文字盤に準えた振り幅など、プロからのワンポイントアドバイスを受け、体育館に作った簡易コースをプレイをしてもらい、ランチパッドの置き方などスナッグゴルフの競技に関する講習も行った。


講習会の締めくくりに、スナッグゴルフ指導テキストの解説が行われ、「今日、スナッグゴルフを体験した先生方が各小学校に経験を持ち帰り用具を役立ててくれると嬉しく思う。」と後藤プロ。
参加した先生からも「楽しかった、子ども達も体験したら絶対楽しい。スナッグゴルフ用具が学校にあるが使い方がわからず、利用していなかったが今回を講習会をきっかけにして使ってみたい」との感想もあった。
今回は、先生向けの講習会であったが、生徒向けのスナッグゴルフ実技講習会を今後も各小学校にて開催する予定だ。



2023年度も『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported byリシャールミルジャパン基金』第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村の開催を計画しており、岩手県代表は東日本大会に出場で、開催日は7月16日(日)、予備日17日(月・祝)会場は2022年度と同様に福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブNASUコースでの開催を予定しており、岩手県代表を決める、第8回宮古市長杯スナッグゴルフ大会兼スナッグゴルフ対抗戦第2回岩手県予選会は7月上旬の開催を予定している。


【宮古市でのスナッグゴルフ導入実績(13校)】

2013→崎山/小国(2018閉校)/赤前(2022閉校)

2014→津軽石(宮本勝昌プロ寄贈)

2015→磯鶏/花輪/田老第一

2020→高浜/新里

2023→宮古/山口/千徳/重茂/川井