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関西オープンゴルフ選手権競技 2023

蟬川泰果がプロ初勝利で去年のリベンジ「比嘉さんのように、僕も賞金王を獲れるように」

蟬川泰果(せみかわ・たいが)が逃げ切った。
3打差の単独首位から出て、5バーディ1ボギーの「67」。
通算17アンダーで、2位と4打差をつけて昨年の史上初アマ2勝に続き、通算3勝目を、嬉しいプロ初優勝で飾った。


最終日に駆けつけたギャラリーは5045人。

「今日優勝できたのは、ファンのみなさんのおかげ」。

ウィニングパットを沈めた瞬間に沸いた「タイガコール」に包まれ目頭を押さえた。

昨季は自身の地元兵庫でのアマ2勝に続いて、プロ初勝利も関西・大阪でタイガファンを喜ばせた。


昨年、3位タイで最終日を出ながら「77」を叩いて惨敗し、悔し涙を流した。

「リベンジしたいという思いが凄くありましたし、去年から成長出来たんじゃないかな、と思います」と、1年越しの嬉し涙を指でぬぐった。

昨年賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)は、今大会の優勝を契機に頂点を極めた。
「僕も比嘉選手のように、賞金王が獲れるように頑張って行きたいです」と決意を表した。

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