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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2023

プロ3戦目の鈴木晃祐が逆転でABEMAツアー初制覇!

「まさかこんなに早く優勝できるとは思っていませんでした」と表彰式で初々しくスピーチをする鈴木晃祐。

今年がルーキーイヤーとなる鈴木だが実績は十分だ。2017年に『日本ジュニア』を制し、東北福祉大時代には3年連続『日本オープン』で決勝ラウンドに進んでいる。さらに昨年の『アジアパシフィックオープン』では2位に入っている。堂々の成績を引っさげてのプロ転向で周囲からの期待も大きかったが、プロ初戦となった『Novil Cup』では決勝ラウンドに進んだものの69位タイで最下位。

「レベルが高いなと思いました。でも、とにかくこれを引きづら無いようにしようと思って、練習もしましたが、遊んだりして気分転換をして関西オープンにのぞみました」。

その関西オープンでは3位の好成績を残し、いい流れで今週の試合に入ってきた。

 

この日は首位とは3打差の8アンダー3位タイからスタートし5バーディ、ノーボギーでラウンド。最終ホールは痺れる1mのパーパットを残したが、その他は危なげないゴルフを展開した。

「全体的にチャンスについてくれていたので、ほぼほぼ短いパーパットが残る感じでした。スタートホールで長いバーディが入ってくれて、いい流れにはなりましたけど、その時もまだ優勝とかは狙っていませんでした。もちろん優勝は目標ではありましたが、そこは意識せずに自分のゴルフをしようと思っていました」。

 

鈴木は東北福祉大出身で一つ上の学年に杉原大河がいる。そういうレベルの高い環境下でゴルフができた大学時代に自身のゴルフの土台を築けたことは大きかったと振り返る。

今季は同学年である蟬川が『関西オープン』で、杉原が『Novil Cup』を制し、それに続く形となった。当初の今季の目標だったABEMAツアーでの1勝は早々に達成できた。次なる目標はABEMAツアーでの複数回優勝、そしてレギュラーツアーでの優勝だ。