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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2023

プロアマ形式戦は米ツアーで経験済み。蟬川泰果「どんな時でも結果を出すのがプロ」1差2位浮上

今季2勝目、プロアマ通じて通算4勝目を狙う蟬川泰果(せみかわ・たいが)が初日の「63」に続いて、この日はボギーなしの「65」を記録。

予選2日間で通算12アンダーとし、首位と1差の2位タイで決勝ラウンドに進出した。



前日はコウライグリーンの西コースを回り、この日はベントの東コースをプレー。

「切れ方が違ったり、特にショートパットで距離感が合わなかった。きょうは強く打ってしまって、逆に切れないパットが多かったので、それが凄くもったいなかった」と、悔やむ場面もあったが15と17番はチップイン。効率的にスコアを稼いだ。


昨秋、史上初のアマ2勝を飾ってすぐプロ転向し、大会は初出場だが、プロとアマが同じ舞台でプレーをする試合形式は今年、米デビュー2戦目を果たした「アメリカンエキスプレス」でも経験済みである。


「どんな時も結果を出すのがプロだと思うし、アマチュアの方と楽しくお話しながら、打つ時には集中して。その中でできる最善を心がけています」と、アメリカでの経験も生きている。


プロ2人、アマ2人の4サムラウンドで、予選2日間は東北福祉大ゴルフ部同期の鈴木晃祐(すずき・こうすけ)と、プロ転向後初の同組になった。

「大学3年まで勝てなかった相手」と互いに緊張感を持ってプレーしながら和気藹々も満喫し、鈴木は残念ながら予選敗退したが、ラウンド後の記念撮影会では、同伴アマの方々のリクエストに応じて、ペッパーミルのポーズでハイチーズ。



「次また一緒に回れた時こそ2人で優勝争いできるように。僕も頑張ります」と、V争いでのガチンコ勝負はとりあえずおあずけだ。



小学時代に通っていた練習場に、ゴルフパートナーのショップがあり、お父さんにクラブを買ってもらった思い出も。
「明日もチャンスホールでしっかり取って、ボギーフリーで回れたら」。
ご縁の試合で取りこぼさない。

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