記事

太平洋クラブチャレンジトーナメント 2023

「少ないチャンスをモノにしたい!」竹内大が会心のラウンドで首位タイ発進

途中ダブルボギーを叩く場面もあったものの、強い風が吹く中でこの日は6つのバーディを量産した竹内大。4アンダー67はトップタイの好スコアだ。

今週はウェイティングからの出場で、ギリギリでチャンスを得た。昨年はサードQTで敗退し、今季は出場できる試合が限られている。今週は今季2戦目となるが「やるしかない」と言う気持ちの割り切りが、強風の中でも躊躇しないゴルフへとつながった。

 

「今日はショットもパットも100点でした。16番ホールでピンチがきて、それを凌げたのが大きかったですね。前半でダブルボギーを打っちゃったんですが、とんでもない目玉で…。でも、そこでスイッチが入りました。やってやるぞ!と」。

ダブルボギーを叩いても引きずることなく、気持ちを切り替えられたのは、出場試合が限られている自分自身の状況を受け入れられているからだ。

「みんなよりも開幕も遅く、試合での違和感はありますけど。次に出られる試合が決まっていないので、いい意味で他の人よりも後先考えずにできている部分はあると思います」。

 

昨年大会は10位タイでコースとの相性はいいようだが、それ以上に江南コースでラウンドする機会がプライベートでも多いとのこと。それだけに打ってはいけないところを細かく熟知している。この日は江南コースでは珍しい北風だったが、そこもうまく対応した。

ただ、まだ1日目が終わったばかり。気の緩めることなく、明日以降もフラットな気持ちでコースと対峙する。