大阪学院大学４年の宇喜多飛翔が４アンダー67をマークし、首位タイの好スタートを切った。

今季、レギュラーツアーでは関西オープンゴルフ選手権競技で３位タイの好成績を残しているもののABEMAツアーでは最高位が開幕戦の32位タイと思うようなゴルフができていない。宇喜多自身もそのあたりの自覚はあるようで、今週はとにかく気負わず楽しんでゴルフをしようと言う気持ちで会場に乗り込んでいる。

「ゴルフの調子は本当に悪くないんです。パットが入るかどうかで、その日の流れが決まる感じで。我慢するか、伸びるかはパット次第ですね。そういう意味では今週の江南コースはグリーンも綺麗で、いい流れに乗れればと思います」。

昨年は日本学生を制するなど、アマチュア時代の実績は十分。その才能の高さは誰もが認めるところだ。プロの試合の雰囲気にも呑まれる気配など一切感じさせない宇喜多の本気モードが今週は見られるかもしれない。