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第8回宮古市長杯スナッグゴルフ大会を開催 (7月1日)

第8回宮古市長杯スナッグゴルフ大会が、昨年に続き市内唯一の宮古カントリークラブで行われ、市内の小学生のほか、市のゴルフ愛好の方々も参加して、賑やかに行われた。



宮古カントリークラブは1972年開業で、昨年50年目を迎えた歴史あるゴルフ場。
リアス式海岸の高台に造成され、名物ホールの海越えのパー3があるなど、眼下に太平洋を望みながらプレーできる風光明媚なゴルフ場で、春には東北高等学校・中学校ゴルフ連盟主催の選手権大会も開催されるなど、技術を最大限に引き出してくれる難易度の高いコースだ。


競技は、1番ホールに特設されたスナッグゴルフコースで行われ、磯鶏小6年の松本愛卯さんが総合優勝して宮古市長杯を獲得。団体の部では千徳小が初めての全国大会への出場権を獲得した。千徳小では校長自らの短期熱血指導で、子どもたちはメキメキと腕を上げ、その成果を存分に発揮した。
また、この大会を盛り上げようと交流参加した宮古市ゴルフ愛好の部は、藤澤宏和さんが初優勝し、副賞のパイナップルを手に、ノリノリのダンスで喜びを体いっぱいに表現した。



この大会では、宮古市宮古市教育委員会から、部署の垣根を越えて沢山の職員が応援に駆け付け、受付やコース設営、そして片付けまで、地元の子どもたちのイベントに積極的に参画し汗を流して応援してくれた。



また、宮古市では、東日本大震災からの復興を願って、日本ゴルフツアー機構からスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が、市内全13校に行き届いており、開会式では伊藤晃ニ教育長から、感謝状と記念品として宮古焼花瓶が贈られた。


日本ゴルフツアー機構では、宮古市での更なるゴルフの普及を目指し、今年2月には市内小学校の先生向けの指導者講習会を行うなど、児童のみならず指導者へも拡大した施策を展開。
民間では、宮古市中心部にある室内ゴルフ練習場「スリーアイアン」が小学生の練習の受け入れや指導サポートにも参画を開始。
少しずつではあるが、その目標に向かって温かな皆さんのサポートで子どもたちのゴルフへの入り口は開かれ始めている。



尚、この大会をもって、東日本エリアを対象とした都道府県予選会が完了して23校120名の小学校と選手が出揃った。
『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported by リシャールミルジャパン基金』第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村は、7月16日(日)に福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで開催される。


第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村 出場校


第8回宮古市長杯スナッグゴルフ大会成績
(9ホール/480ヤード/パー36)


●総合優勝
松本愛卯(磯鶏小6年生)32ストローク4アンダー


●6年生の部
優勝 松本愛卯(磯鶏小)32ストローク
2位 佐々木碧心(千徳小)35
3位 渡邊征一郎(宮古小)44
4位 大澤ヒカリ(山口小)46


●5年生の部
優勝 博田春臣(山口小)38ストローク


●4年生の部
優勝 石垣歩音(田老第一)48ストローク


●2年生の部
優勝 木村梨緒(千徳小)41ストローク
2位 太田莉心(千徳小)43ストローク


●1年生の部(交流参加)
優勝 博田千仁(山口小)44ストローク


●団体の部

宮古市立千徳小学校が全国大会への出場権を獲得


●交流の部(母校)
優勝 藤澤宏和(田老第一)25ストローク
2位 伊藤重行(宮古)26
3位 齋藤奈穂(宮古)27
4位T 佐々木勝利(田老第一)28
    鳥居徹男(高浜)28
6位 佐々木智子(高浜)33


<大会に御協力頂いた方々>

宮古市教育委員会・教育長・伊藤晃二さん
宮古市教育委員会・教育部長・佐々木勝利さん
宮古市役所の皆さん


【宮古市でのスナッグゴルフ導入実績(13校)】

2013→崎山/小国(2018閉校)/赤前(2022閉校)

2014→津軽石(宮本勝昌プロ寄贈)

2015→磯鶏/花輪/田老第一

2020→高浜/新里

2023→宮古/山口/千徳/重茂/川井