トップとは７打差の２アンダー44位タイからスタートした岩田大河が９バーディ、ノーボギーの62をマーク。通算11アンダーまで伸ばして６位タイに滑り込んだ。

最終日はいわゆる裏街道からのスタート。次戦の出場資格を持たない岩田にとっては攻めるしかない状況だったが、そんな中で10番、11番と連続バーディで幸先よくスタートすると、この日はバーディが止まらなかった。

「めちゃくちゃ入りましたね！次の資格がないので、とりあえず今日は５アンダーくらいを出して15位以内に入りたいと思っていました」。

９つのバーディを奪いながらも、獲りこぼしたホールが３つ、４つあったというのだから、いかに好調だったかがわかる。また、今年の2月頃から長尺パターを本格的に実戦に投入したこともビッグスコアへの後押しとなった。

「今週の試合の何日か前にショットでちょっと掴んだものがあって、かなりいい感じでゴルフができています。あとはパッティングという感じでした。初日にスコアがあまり出なかったんですが、それでも回っている感じは悪くなくて。ここ１年くらいでは１番ノーストレスで回れていると思います」。

予定通り次戦への出場資格は獲得できた。同時に自身のゴルフへしっかりとした手応えを感じることもできただけに、次戦の戦いぶりが楽しみだ。