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日本プロゴルフ選手権大会 2023

蟬川泰果は「リーダーボードを見なければ…」2差2位の悔恨

第90回の「日本プロゴルフ選手権大会」を賑わせたのは、みな揃いも揃って先週の全英オープン帰り。

いまもっとも輝くアンダー25が束になり平田を追った。


その中で、もっとも平田に肉薄したのが、25歳の金谷と22歳の蟬川だった。



最終日を平田と5打差の6位タイから出た蟬川は9番から連続バーディなど4アンダー「68」の追い上げで同い年の平田に迫り、12番のバーディでついに1打差。

14番のリーダーボードで戦況を知り、「意外と伸びていない」。
意識して反撃に転じようとした瞬間に、「ティショットで意識して曲げてしまった」と、ボギーで逆転の契機をふいにした。


思えば、3位に終わった今年の「中日クラウンズ」も2位で、今季2勝目を逃した「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」も、リーダーボードを確認してからの敗戦だ。
「僕はみないほうがいいのかな…」と、2打差の2位に反省。


史上初のアマ2勝を達成した昨年の「日本オープン」に続く、史上最年少での日本タイトル2冠を逃した(1973年のツアー制度施行後)。

「全英オープンから帰ったばかりでこんなにいいプレーはできるとは思っていなかったけど、負けるのはやっぱり悔しい。次の試合で優勝し、リベンジできるように頑張りたい」と、すぐの逆襲を誓った。



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