64人(うちアマ7人)が挑戦し、18ホールのストロークプレーで2オーバー、72ストロークまでの15人が狭い門をくぐった。
プロ54人を押しのけて、トップ通過を果たしたのは日大4年生の逸材、@出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)さん、22歳。
唯一2アンダーの「68」をマークして、一昨年に推薦出場して以来の出場を決めた。
当時は予選敗退。
でも、「コースは以前とまったく違う印象。飛距離もそうですし、違った球筋で打てるようになった」と、この日は自らの成長を噛みしめながらのプレー。
「とても速かったのでナーバスになっていました」と、話す高速グリーンも、「自分でも相当期待しています」という自信のパターでしっかり攻略してきた。
来る本戦では、アマ選抜のナショナルチームの先輩、金谷や中島、蟬川らが達成してきたアマVをお手本に、「自分も続きたい」という思いで一杯だ。
そのほか、1アンダーの2位に2008年の本戦覇者でもある42歳の藤島豊和(ふじしま・とよかず)ら。
「意識していますし、希望を持っています」という藤島は、歴代覇者としての自負を武器に、マンデーからの大会V2を狙う。
また、イーブンパーの4位タイで本戦に進んだ石川航(いしかわ・わたる)は「4日間プレーができるように頑張りたい」と、今年の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」に続くアマプロ通算3度目の決勝進出をにらみつつ、「お兄ちゃんにも頑張ってもらって、優勝して欲しいなと思います」と、兄の遼には2010年の連覇に続く大会3勝目を期待していた。
<マンデートーナメント通過者>
1位 @出利葉太一郎 (68ストローク)
2位 藤島豊和、安本大祐(69)
4位 @山﨑咲寿、中山智、中里光之介、小池一平、古庄紀彦、石川航、櫛山勝弘(70)
11位 @清水拳斗、照沼恭平、久保田皓也(71)
14位 山本太郎、中尾亮太(72)