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PGM Challenge 2023

2週間前の悪夢を振り払うべく、小林正則が首位タイの好発進!

8バーディ、ノーボギーの63。課題としていたパッティングが面白いように決まった小林正則が首位タイの好スタートを切った。

2週間前の『Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント』では、最終日を首位タイでむかえたものの、結果は28位タイ。まさかの7オーバー79の大叩きで2013年の日本オープン以来となるツアー優勝を成し遂げることができなかった。最終日は厳しい暑さも相まって「何をしているのかわからなかった」というほど小林にとって過酷な1日となった。

「芥屋の最終日のことはずっと引きずっています。かなりショックだったし。でもいつまでもそうは言ってられないし、こういうスコアが忘れさせてくれるかなと思います」。

 

8月の頭から小林はパターをピンタイプからネオマレットタイプに変えている。それが今のところは効果を発揮してくれている様子だ。

「パターはいいですね。どこでボロが出るかわからないけど。(笑)ヘッドがだいぶ出るようになっているので。あのヘッドにしてから、パターに任せる感じで打てている。今まではピンタイプで、開閉式で自分で間に合わせないといけない部分があったけれど、今のヘッドに慣れてきたら、だんだんオートマチックに打てるようになってきたのがいいのかも」。

 

明日も伸ばし合いの展開が予想されるが、そこについていくための鍵はやはりパッティングだ。2年連続ABEMAツアーでの優勝に向け、まずは明日の2日目も大きくスコアを伸ばしておきたい。