前半は伸び悩び、後半折り返して10番ではフェアウェイからチャンスが作れず、11番は2メートルを逃した。
がっくりきかけたところですぐイーグルが来た。
260ヤードを残した12番パー5の2打目で5Wを握り、6メートルに2オン成功。
フックラインを沈めて「バーディを獲れなかった分、取り戻せてよかった」と、笑顔も戻った。
この日は、水曜日のプロアマ戦で着用した緑のパンツをまた履いてきた。
「クリーニングに出しましたよ! バンテリンカラーです」とプレー後は勇んで1番ティに戻り、「ドライビングコンテストsupported byニュータス」に参上。
デビュー時は星野も飛ばし屋と騒がれたが、河本力が登場したいまは、「フェアウェイ・ゴロゴロ作戦。“セコ技”で行こうかな」と、手段も選ばぬ勢いで参戦したが……。
316.1ヤードで8人中最下位に終わった。
残念!
喜びは、最終日にとっておく。
「最終日を優勝争いで迎えられるのが楽しみですし、優勝することが一番」。
主戦場の欧州・DPワールドツアーからこの大会のためだけに、急いで茨城の自宅に戻って緑色のウェアを詰め込んできた。
「明日は上が緑で下が白!」。
土曜日の雪辱も、ホストVで晴らせばいい。