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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2023

7アンダー65をマーク!暫定首位に立ったのは一皮むけた馬渡清也だ

降雨によるコースコンディション不良のためスタートが1時間遅れとなり、その影響で第1ラウンドは1724分、日没のためサスペンデッドが決定した。

暫定首位に立ったのは7アンダー65をマークした馬渡清也。とにかくシンプルに目の前の1打に集中できたと、この日のプレーを振り返った。上がり2ホールはやや緊張感があったようで、17番ホールでこの日の初ボギーを打つなどバタついてしまったが、それでも難しいコンディションだったことを考えると上々のスタートと言える。

 

今季の馬渡はABEMAツアーに10戦出場し予選通過は3戦。賞金ランキングでは46位と、今週を含めた残り2戦で結果を出すしかない状況だ。ただ、先週の『エリートグリップチャレンジ』で、結果は予選落ちに終わったものの、自身初となるプロアマに出場したことで、ちょっとした気持ちの変化が起こった。

「初めてのプロアマで緊張して全然貢献することができず最下位だったんですが、いつも支えてくれている方々と一緒にプレーし、接することができて、もっと頑張らないといけないと改めて思いました。本当にいい経験をさせていただきました」。

感謝の気持ちは常に持っているつもりだが、それを改めて感じることができた貴重な時間だったと馬渡。応援してくれている人がいるから自分たちは頑張れる。そんな思いを胸に今週はある意味で心機一転試合に出場している。

 

明日の大会2日目は、第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われる予定。引き続きタフな1日になることが予想されるが、来季のレギュラーツアーへの出場権の獲得圏内に入るためにも明日も伸ばし続けるしかない。今日よりも一層シンプルな気持ちで、一皮むけた馬渡が今季最高の結果を目指す。