プレーオフ第2戦を背中痛で棄権してから2ヶ月ぶりの実戦。
試合勘は?の質問に「それはないです」と、即答。
「自分の状態がよければそんなのなくても軌道に乗せられますし、悪いと乗ってこないですし、そういうところも繋がっているのではないか」。
本大会に備えて体を治して1ヶ月前から重ねてきた調整。
「それもすべてムダだったと分かったので、それは良かったかな、と」。
土日ともに、裏街道のインコースから出てこの日はバーディ2個と、ボギーは3パットからのスタートになった10番や、最後9番でのフィニッシュも足して計4つの2オーバー「72」。
「ショットとパット、ショートゲームの内容からしたらこの順位は仕方ないなという感じだし、練習していい感じではいましたが、試合になるとうまくできないというところで、また色々考えてやっていかないといけないなと思います」と、反省を述べた。
最終日の動員数は1万24人。
本調子でなくとも、ロープ際には幾重にも観客の層ができ、近すぎると多すぎて見えないから、あえて遠くの傾斜地から見ようとしても、同じ事を考える人たちの垣根でやっぱり見えなくなり、また場所を変えたりと、苦労をしながら見守ってくれた大勢のファン。
「4日間いいところがほぼなかったので、辛かったですけど、たくさんの方が応援してくれたので、凄く嬉しかったですし、いいプレーがどこかで出れば、と思って最後までやったんですけど、ほぼ出ずに終わってしまったので、次の試合はしっかりといいプレーができるようにしたい」。
次戦、2019年以来4大会ぶりのホスト試合に挑む「ダンロップフェニックス(11月16ー19日フェニックスCC・宮崎県)」で埋め合わせをしたい。