1995年1月17日に突然起こった大地震は、近年の首都大災害としては、備えが十分ではない中での発生により多くの犠牲を伴ったが、一方で多くの教訓も残した。
その後、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、津波という新たな災害の発生とはなったものの、阪神淡路大震災での教訓が、多くの場面で生かされたそうだ。
スナッグゴルフ全国大会に出場した児童たちは、いずれの震災も記憶にない新しい世代ではあるものの、阪神淡路大震災について学ぶことのできる「人と防災未来センター」を訪問して、当時の様子を展示や映像で学び、臨場感あふれる身近な災害として真剣に見聞きしていた。
スナッグゴルフ全国大会は、東日本大震災の復興支援を兼ねて2013年から宮城県、そして2016年から福島県で開催。
そして、コロナ感染症からの復興を願って、2021年から福島県はもとより、兵庫県でも新規スタートとなり、青少年の健全育成と震災復興から教訓を学ぶというテーマで、これからも子どもたちにゴルフを通じた成長をサポートするべく継続開催を目指している。