記事

第10回日本プロゴルフ殿堂の顕彰者が発表。倉本昌弘氏ら3人

公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)と、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の3団体で設立された「一般財団法人日本プロゴルフ殿堂」は、第10回の顕彰者を決定。


25日に都内で記者会見を開いて、松井功・PGA相談役と、小林浩美・JLPGA会長と、JGTO会長の青木功が出席。顕彰者を発表した。



男子ツアー制施行前の1972年以前に活躍したレジェンド部門としては、女子ツアーの森口祐子氏(2018年日本プロゴルフ殿堂入り)らを育てた井上清次氏を選出。

また、1973年以降に功績を残したプレーヤーの女子部門にはツアー通算18勝の日蔭温子氏と、男子部門としては永久シード選手の倉本昌弘氏が選出された。



倉本氏は2003年のアコムインターナショナルで国内初の「59」を記録するなどレギュラーツアー通算30勝、シニアツアーでは2度の賞金王にも。


また、1999年のJGTO発足に尽力し、PGA会長は8年務めるなど貢献した。

歴代の顕彰者には、JGTO初代会長の島田幸作氏や、同・現会長で、国内外通算78勝の青木らがおり、倉本氏は授章に際し「偉大な先人の方々の仲間入りができたのは非常にうれしいです。ゴルフに巡り合えてよかった。ゴルフをプレーする楽しさは無限にあります。これからもゴルフとともにあると思います」などとコメントを寄せている。


第10回の顕彰式典は、3月8日にパシフィコ横浜で行われるジャパンゴルフフェア会場で開催される。

関連記事