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東建コーポレーションカップ 2002

「緊張しますよ…だって、1年ぶりの第1打だもん」 椎間板ヘルニアでの長期欠場から1年ぶりのツアー復帰、金子柱憲

 「幸い、体のほうの仕上がりは、たくさん時間があったので、万全なんです。故障箇所に気をつけながらトレーニングに励んだので、体重も、何も変っていない。筋力なんて、むしろ、怪我する前より、上がっているくらい。怪我も、ほとんど治っているし、体はすこぶる元気です。
 ただし、長く実戦を離れていたので、試合勘、スコアメイクという点では、非常に遅れているのは否めない。オフの合宿でも、仲間と比べて、明らかに遅れを取っていて…。なかなか、60台がポンと出せないんですね。生みの苦しみ、という感じ。
 そういう意味で、この開幕戦は、試行錯誤のラウンドになると思うし、それは仕方ないことと思っています。初戦で自分なりの課題を見つけ、2戦目、3戦目と、焦らずにやっていくしかない。
 どこかで1日、60台が出せれたら、その翌日も続けて出してけるようにする、といったふうに、徐々に徐々に、「俺にもできる」という自信をつけていきたい。良いスコアが、やはり最大の薬だからね。
 初日の第1打は、きっとすごく緊張すると思うな。だって、僕にとっては、まさに“1年ぶりの第1打”となるわけですからね…。

※ 金子は、昨シーズン、頚椎の椎間板ヘルニアを患い、昨年の今大会1試合に出場したあと、ツアーを長期欠場。強烈な左手の痺れと戦いながらリハビリに励み、今週は、まさに1年ぶりの復帰となる。

  • プロアマ戦の第1打、久々に、大ギャラリーの前でのティショット。この日のパートナーで、テレビCMで共演中の萬田久子さんが心配そうに見守る中、金子は、ショットを右に

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