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東建ホームメイトカップ 2024

ルーキーの岡田晃平がデビュー戦「まずは1年分の家賃を稼ぐ」カツオのたたきが勝負メシ

2024年の開幕戦で、プロデビューを迎える。
ルーキーの岡田晃平(おかだ・こうへい)は、昨年のファイナルQT9位の資格で参戦する。


「とにかく、早くプロになりたかった」と、待ち焦がれた初舞台。
ピカピカの新人には何もかもが初モノ尽くしだ。

26日の火曜日には、さっそくプロ初の出場登録も済ませて、胸が高鳴る。



JGTOから、ツアープロの証しの選手バッヂが自宅に届いたのは先月末。
「一緒に駐車証と、名刺も入っていました。いいなあ・・・と思って、しばらく眺めていました」と、社会人の第一歩を噛みしめる。

今月15日の卒業式では、学長賞の表彰を受けた。


「何を評価していただいたか分からないですが」と本人は照れて笑うが、東北福祉大3年時の22年に、1つ先輩の蟬川泰果を抑えて「日本アマ」制覇。

23年のJGTO主催「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ日本ゴルフツアー選手権」で15位に入ると、10月のJGA主催「日本オープン」で、初日に首位タイ発進(最終結果は19位)するなど、経歴は華々しい。


憧れのプロは、大学先輩の松山英樹。

「マスターズにも勝たれましたし、僕の技量ではまだまだ遠いですけど、早く自分も同じステージに立てるように。頑張らないと」と、上を見る。

お父さんの手ほどきで9歳からゴルフを始め、中学からプロゴルファーを目指して、地元高知の明徳義塾に進学してからずっと寮生活だったが、新生活に合わせてこの春から一人暮らしを始めた。

「今年から家賃も保険も自分で払うことになりましたので。今週の目標は、まず最低でも今年1年分の家賃を稼ぐこと」と、堅実に目標を掲げる。


開幕前に、久しぶりに中土佐町の実家に帰ったそうだ。
「4日間ともタタキを食べた」と、名物のカツオ三昧に舌鼓み。
「おいしかった、幸せでした・・・」と、来る時へのチャージも完了。


開催コースの東建多度も初めてだ。
張り切って練習ラウンドに出ようとしたら、この日火曜日は大雨と雷で、正午過ぎまでクローズされた。

「きょうと明日でハーフずつになりそうですが、回り過ぎないほうが結果が良い場合もありますので」と、プラスにとらえ、「あとはフェウェイに向けてまっすぐに打っていくだけ」。
自慢の豪打を名刺代わりに初戦に挑む。


第1ラウンドの組合せ・スタート時刻

鏡割りで今季を占ってみました!