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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2024

18歳の大嶋港がABEMAツアー史上5番目の若さでプロ初優勝!

今年デビューしたての大嶋港がプロ3戦目で堂々のABEMAツアー初優勝を手にした。最終日はトップと3打差の5位タイからのスタート。優勝への意識はほとんどなかっただけに、緊張感はなかったと振り返る大嶋だが、最終ホールばかりは緊張したようだ。

 

「今日はずっと周りのスコアは意識せずにプレーしていました。ハーフターンでスコアを確認したときに良い位置にいるのはわかっていたんですが、それでもワンチャンあるかなという感じでプレーしていました。16番から17番へいく途中でスコアを確認して、そこでトップに立っていることを知ったんですが、最終ホールのアプローチはイモリましたね。その次のパットもイモりました(笑)」。

『イモる』とは関西圏の方言でビビるに似たニュアンスで使われているようだが、大嶋も地元の岡山でその言葉をよく使うようで、いつも冷静に淡々とプレーする姿が印象的な大嶋も流石に最後はイモってしまったようだ。

 

18歳11ヶ月と18日でのABEMAツアー制覇は5番目の若さとなる。もちろん優勝することはプロとして目標としていたが、本人もここまで早く優勝を手にできるとは思っていなかったようで、その喜びを実感するのはまだまだこれからなのかもしれない。

「自分の中では上手くプレーできたと思いますけど、(ABEMAツアーの)2戦目で勝てるとは正直思っていませんでした。びっくりはしていますけれど、率直に嬉しいです」。

 

この日はスタートホールでボギーを叩き、嫌な流れになりそうだったが、4番で奪ったバーディで流れを引き戻した。

「(出だしがボギーで)今日はバーディが獲れるのかなと思っていたので4番のバーディは大きかったですね。そこでバチんといけましたね。昨日、一昨日とティショットはずっとフェアウェイにいっていたんですが、今日はラフにしかいかなくて。4番で2メートルくらいについて、それを決められてからリズムが良くなりました」。

 

ゴルフ界ではちょっと名のしれた大嶋4兄弟の末っ子の港。自分で言うのも変だと照れながらも末っ子で甘く育てられた部分があると自覚している。ただ、そうやって兄達から可愛がられたてきたことで、温厚で何事にも動じないキモの座った性格が作り上げられたのかもしれない。

目標は世界で活躍できる選手になること。地元岡山でジュニアの頃からの憧れだった久常涼がいち早く世界の扉をこじ開けたように、大嶋もその道を追いかけるつもりだ。この1勝はそのスタート地点に立つ大きな意味を持つことになるだろう。