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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2024

混戦を抜け出したのは原敏之!通算7アンダーの単独首位で最終日へ

大会2日目は前日とはうって変わって晴天となったものの、気まぐれな風が選手たちを苦しめた。混戦模様となった2日目、単独首位に抜け出したのは首位と4打差の1アンダー30位タイからスタートした原敏之だ。

この日は6バーディ、ノーボギーの64をマーク。64はこの日のベストスコアタイ。原本人もノーボギーで回れたことを高く評価している。

 

「開幕からショットはずっと調子が良くて、昨日も2つしかバーディが獲れていないんですが、(グリーンに)乗るまではかなりいい感じでゴルフができているんです。ただ、バーディパットはずっと打てているので、どこかで入ってくれればなという感じでした。それが今日はいいのがいくつか入ってくれて、このスコアになりました」。

 

昨年はレギュラーツアーで賞金ランキングが124位という成績を残しているものの、この2年間は思うようなゴルフができなかったと振り返る。そこには色々なことを試しすぎたという反省点がある反面、自分に必要なものが何なのかを厳選できるようになったプラス材料もあると話す。

「去年、一昨年とあれこれを試してみて、良かったり悪かったりが結構激しかったので、このオフはいろんなことを試していないんです。去年のシーズンの中でよかった時にやっていたことを見直したりして、いいものだけを取り入れてという感じでやっています」。

 

33歳という年齢的にもいろんなことを試せる年齢ではなくなってきているため、自分ができることを磨くことに集中した。その結果、いい感じでゴルフができている。

これまでも優勝のチャンスはありながら勝ちきれないパターンが何度かあっただけに、やはり手にしたいのは優勝の2文字だ。自分がやるべきことをやるだけだと思えている原だけに、これまでとは違ったゴルフを見せてくれそうな予感がする。