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LANDIC CHALLENGE 11  2024

「デキ過ぎです」日高将史が鬼マネージメントで首位タイ浮上!

福岡県糸島市にある芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に『LANDIC CHALLENGE 11』の大会2日目が行われた。通算8アンダーで日高将史、正岡竜二、北川祐生の3人が首位タイに立った。

 

一時は二桁アンダーに乗せた日高だったが、終盤の連続ボギーで通算8アンダーとした。ただ、本人は「デキ過ぎです」と謙虚にいつも通りの日高節。ラッキーもありながらのプレーにある程度は満足している様子だった。

 

「今日は3打目が直接入ったり、後半も外からパターで入ったのもありましたし、そう言う意味ではデキ過ぎじゃないですかね。ショットはちょっと探り探りの状態でゴルフをしているんですけど、その中でチャンスに付いてくれたところはきっちり決められたのは良かったと思います」。

開幕からボールがつかまるミスが続いていると言う日高。探りながらのゴルフになっている理由はまさにそこにある。生粋のフェードヒッターの日高にとって、避けたいミスは擦ったスライス球だ。距離感が合わなくなるだけでなく、ティショットも飛ばなくなる。とはいえつかまり過ぎるミスもコントロールができなくなるため、そのミスが出た時には気持ち悪さが伴う。

 

ただ、アドレスなど基本的なことを見直しながら試行錯誤し、ある程度コントロールができるようになってきた。それがこの日は数字と言う結果で残すことができた。

「今日はいいゴルフができたので、明日もいいゴルフができればと。それだけです」。

強気に「優勝」の2文字を口にしないあたりは日高らしいところだが、芥屋対策は十分に練っている。この日も7番、8番を連続ボギーとした後の9番ホール。この日の最終ホールとなったパー5では、ティショットをレイアップした。バーディが欲しい場面だが、絶対に3連続ボギーは打たないと言う思いで、マネージメントに徹した。芥屋ゴルフ倶楽部は飛ばし屋有利と言われており、その点では不利と言える日高だが、明日の最終日も鬼マネージメントで、コースと対峙するつもりだ。