“頑張る人を応援したい” SMBCモビットQTチャレンジ〈山陽ゴルフ倶楽部〉初日は、
日本大学出身の29歳、松村本盛(まつむら・ほんじょう)が9バーディ1ボギー、自身のベストスコアタイとなる8アンダーをマークし、トップスタートを決めた。
この日は後半3番ホール10メートル超のロングパットを沈めるなど終始パッティングが好調で、「ショットもある程度の幅に収まっていましたが、何よりパットがよかったです。後半に少しミスがありましたがそこもパーで切り抜けましたし、ほぼ100点です」と笑顔を見せた。
松村の組は全体の雰囲気が非常に良好だったようで、坂本柊人(さかもと・しゅうと)は8番ホール2打目、残り270ヤード3Wで打った球をワンピンにつけイーグル奪取で7アンダー1打差の単独2位、中西雅樹(なかにし・まさき)は3アンダーの11位タイで明日の決勝ラウンドへ進んでいる。
(左から、松村、坂本、中西)
これまでレギュラーツアーへの出場経験はなく、ABEMAツアーへの出場もわずか3回のみ、アジア下部ツアーにも挑戦しているがここまで思うような成績はでていない。
昨年はインドの大会で食中毒を発症、7キロも体重を落とした影響もあって直後に出場したセカンドQTでは3日目まで17位タイだったが最終日に82を叩き同ステージ脱落、「さすがにゴルフをやめようかと思いました」と、この時ばかりは意気消沈だった。
しかしそこから決して折れずに努力を続けてきた松村、「ここにきてようやく良くなってきました。初日にこのスコアはうれしいですね」
今週は「優勝だけではなく、自分との勝負だ」と心に決め会場に向かった松村、一昨日コース入りの途中で昔話『桃太郎』の元になったとも言われている神話が伝えられている吉備津神社にお参りもしてきた。「見守ってください!背中を押してください!」とパワースポット巡りをしてきた効果が出てきたのかもしれない。
日本大学の同期には、昨年『Sansan KBCオーガスタ』で3位タイに入るなど2年連続の賞金シード権を獲得している勝俣陵がおり、「彼に追いつきたいです」とレギュラーツアーでの活躍、賞金シード権獲得を目指している。
「今回優勝して勢いをつけていきたい」
本大会で優勝すれば、松村にとって新たな気持ちでセカンドステージ以降に挑戦できるはずだ。