競技は、1番ホールに特設されたスナッグゴルフコースで行われ、フェアウェイの芝生はキレイに刈りこまれ、アンジュレーションがあり、早いグリーンに苦戦する選手が多い中、昨年度スナッグゴルフ全国大会に出場した、千徳小3年生の太田莉心さんがアンダーで回り、9代目となる総合優勝となり、宮古市長杯を獲得した。
団体の部では千徳小が過去に何度も全国大会に出場した崎山小学校を破り2回目となる全国大会への出場権を獲得した。
千徳小では校長自らの熱血指導で、子どもたちはメキメキと腕を上げ、多くの選手が出場、校長先生が見守る中、見事練習の成果を存分に発揮した。
また、この大会を盛り上げようと交流参加した宮古市ゴルフ愛好の部は、佐々木勝利さんが人生初のアルバトロスを達成、初優勝し、優勝副賞のパイナップルとアルバトロス賞のトマトを獲得した。
宮古市では、東日本大震災からの復興を願って、日本ゴルフツアー機構からスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が、市内全13校に行き届いており、その道具を活用した活動が続き、多くの選手が出場してくれた
又、宮古市と宮古市教育委員会から、部署の垣根を越えて沢山の職員が応援に駆け付け、受付やコース設営、そして片付けまで、地元の子どもたちのイベントに積極的に参画し汗を流して応援してくれた。
宮古カントリークラブは1972年開業で、2023年に50周年を迎えた歴史あるゴルフ場。
リアス式海岸の高台に造成され、名物ホールの海越えのパー3があるなど、眼下に太平洋を望みながらプレーできる風光明媚なゴルフ場で、春には東北高等学校・中学校ゴルフ連盟主催の選手権大会も開催されるなど、技術を最大限に引き出してくれる難易度の高いコースだ。
全国大会に出場を決めた千徳小学校の選手が練習する為、放課後にゴルフ場を開放するなど、ジュニア育成にも力を入れている。
尚、この大会をもって、東日本エリアを対象とした都道府県予選会が完了して22校119名の小学校と選手が出揃った。
『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクト・リシャールミルジャパン財団』第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村は、7月20日(土)に福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで開催される。
「第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村 出場校」
スナッグゴルフ対抗戦第3回岩手県予選会
(9ホール/507ヤード/パー36)
<団体の部>
優勝 宮古市立千徳小学校 116ストローク<全国大会出場>
2位 宮古市立崎山小学校 161ストローク
第9回宮古市長杯スナッグゴルフ大会成績
(9ホール/507ヤード/パー36)
●総合優勝者
太田莉心(千徳小3年)35ストローク1アンダー
●6年生の部
優勝 博田春臣(山口小)43ストローク
●5年生の部
優勝 大井慎二郎(磯鶏小)37ストローク
●4年生の部
優勝 畠山夏美(磯鶏小)40ストローク
●3年生の部
優勝 太田莉心(千徳小)35ストローク1アンダー
2位 木村梨緒(千徳小)39
3位 狩野さくら(千徳小)42
4位 小野寺七海(千徳小)51
5位T 竹下彩(千徳小)52
木村舞花(千徳小)52
7位 伊藤華愛(千徳小)55
8位 木村笑舞(千徳小)56
9位 野邑鴻太(千徳小)58
●2年生の部
優勝 橋場颯汰(崎山小)46ストローク
2位 野崎健(崎山小)52
3位 坂本千隼(崎山小)63
4位 博田千仁(崎山小)69
●一般の部(母校)
優勝 佐々木勝利(田老第一)25ストローク11アンダー
2位 鳥居徹男(高浜)30
3位 佐々木毅(鍬ヶ崎)35
●ホールインワン
畠山夏美(磯鶏小)2番ホール20ヤード
<大会に御協力頂いた方々>
宮古市長・山本正德さん
宮古市教育委員会・教育長・伊藤晃二さん
宮古市教育委員会・教育部長・佐々木勝利さん
宮古市役所の皆さん
【宮古市でのスナッグゴルフ導入実績(13校)】
2013→崎山/鍬ヶ崎/小国(2018閉校)/赤前(2022閉校)
2014→津軽石(宮本勝昌プロ寄贈)
2015→磯鶏/花輪/田老第一
2020→高浜/新里
2023→宮古/山口/千徳/重茂/川井