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THE OPEN CHAMPIONSHIP 2024

松山とヨンハンが決勝へ

第152回全英オープンは19日、予選ラウンドを終え、日本勢またはJGTO選手は、松山英樹宋永漢(ソン・ヨンハン)が、共に通算5オーバー、54位タイで20日からの決勝2ラウンドに進出した。


首位は通算7アンダーで、2019年覇者のシェーン・ローリー(アイルランド)。


「初日の出だしもそうでしたけど、これだけ風が強いと、ジャッジもうまくいかなかった。パットも足を引っ張った」と、松山はこの日1バーディ、2ボギーの「72」。


バーディなしの4ボギー=4オーバーを叩いた初日から、さらにひとつスコアを落としてホールアウトをしていた。

上がった時点では、予選カットに1打足りない状況だった。


「1アンダーくらいで回れたら通るだろうなと思いましたが、あまり期待はしていない」などと、覚悟しているそぶりを見せていた。

「通れるか、通れないか。微妙ですけど自分のベストを尽くしたつもり。通ったら、時間もあるのでしっかりと準備をして。通らなかったら、オリンピックに向けて頭を切り替えて…」などと話していたが、その後、しばらくしてカットラインをまたいだ。


そのほかの日本勢&JGTO選手は以下のスコアと順位で、通算6オーバー・69位タイまでの決勝進出に届かず、予選敗退した。


桂川有人(通算7オーバー、81位タイ)
「自分の得意なショットが冴えなかったが、バンカーがうまくなったのはいい経験。いま、ちょっとヨーロッパにやられていて自信喪失中ですが、川村(昌弘)さんとお話ししているのが、ゴルフは波が出る。悪いときはとりあえず耐えていれば、必ず自分の番は来る。その時を待ちながら課題をやっていきます」(4月欧州共催で優勝し、今季から欧州・DPワールドツアーに参戦)。


川村昌弘(通算8オーバー、92位タイ)

久常涼 (通算9オーバー、100位タイ)


星野陸也(通算10オーバー、114位タイ)
「初日に打ってしまって、なかなか戻せず予選落ちをしてしまったんですけど、病気が明けてからの6連戦、正直ゴルフ感のない状態からスタートしたので、自分の中では感覚が戻ってきているのが嬉しくて、今は後半戦に向けて練習したくてウキウキしています。来年のPGAツアーに向けても、また優勝できるように頑張ります」(今年2月の欧「カタールマスターズ」で優勝⇒5月に気胸発症で離脱⇒6月「全米オープン」から復帰)

また優勝できるように(星野)


木下稜介(通算10オーバー、114位タイ)
「いろいろ対策を練ってきたんですけど、コースの難しさに通用しなくて悔しい思いでいっぱいです。何とか結果を出したかったんですけど、すごい残念な結果になってしまい非常に悔しいです。(応援してくださる方々に向けて)日本ツアーに戻ってまたいちから頑張りたいと思いますので、また応援していただけると嬉しいです」

またいちから(木下)


マイケル・ヘンドリー(通算10オーバー、114位タイ)


中島啓太(通算17オーバー、150位)
「結果がすべてですし、日本で応援してくれている方々に対して情けない、だらしない結果になってしまったので、そこは悔しいです。日本代表に選んでいただけたのでそこはもう1回自覚をもって頑張りたいと思いますし、しっかり自分のゴルフをして、恥ずかしくないよう頑張りたいと思います。オリンピックにむけてベストな頭と体とゴルフの状況を作れるように準備したいと思います」(来月、パリ五輪8月1日ー4日=ル・ゴルフナショナルに出場)


高君宅(コ・グンテク) (通算18オーバー、151位タイ)

岩﨑亜久竜(通算23オーバー、154位)