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スナッグゴルフ出身・柴田愛未さんが関東小学生ゴルフ大会で優勝し全国大会へ (7月23日)

KGA・一般社団法人関東ゴルフ連盟主催の関東小学生ゴルフ大会女子の部で、笠間市立北川根小6年の柴田愛未さんが優勝し、JGA・公益財団法人日本ゴルフ協会主催の第17回全国小学生ゴルフ大会への進出を決めた。



関東小学生ゴルフ大会は、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップの舞台である茨城県笠間市にある宍戸ヒルズカントリークラブ(東コース)で行われ、女子55名、男子63名が出場。


近年の熱中症対策として基準気温を超える場合はプレーを継続しないという判断から、この日の競技は9ホールに短縮され、出だし3パットのボギースタートながら、13番のチップインバーディを皮切りに3連続で2アンダーに戻し、34ストロークでホールアウトして優勝を決めた


兄の悠希くん


愛未さんは小学1年から北川根小のスナッグゴルフ部に入り、4年生の8月ころからゴルフにも真剣に取り組み始め、先週末まで福島県西郷村グランディ那須白河ゴルフクラブで開催されていた、「JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトリシャールミルジャパン財団第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村でもベストスコア賞を獲得すると共に、北川根小を2008年以来16年ぶりの優勝にキャプテンとして導いたばかりだ。


北川根小は16年ぶりの優勝


北川根小学校を始め、笠間市内の小学校の練習を受け入れている宍戸ヒルズカントリークラブの草野通朗総支配人は、「スナッグゴルフはランチャーという一本のクラブで、距離も高さも打ち分け、時にはボールを当てるフェースの位置をもコントールしており、一見、おもちゃのように見えて、スナッグゴルフには、実はゴルフの技術につながる要素が詰め込まれている」と話す。


愛未さんは三兄弟の3番目で、姉・兄も北川根小学校でスナッグゴルフを経験してきており、兄の悠希くんもゴルフにステップアップして現在は水戸啓明高等学校のゴルフ部に所属。
今年6月に兵庫県で行われた全日本アマチュアゴルファーズ選手権では、2日間競技で3アンダーでプレーして14位タイとなり、続く関東高等学校・中学校ゴルフ連盟主催の高等学校ゴルフ選手権では団体の部で11位に入賞し、8月から栃木県でおこなわれる全国大会への進出を決めている。
そして水戸啓明の団体メンバー4人のうちの3人は笠間市からのスナッグゴルフ出身者だ。


スナッグゴルフ茨城県予選会でもベストスコア賞を獲得


関東小学生ゴルフ大会女子の部で優勝した愛未さんは、「初めて3連続バーディーをとることができ、ハーフのベストスコアを出すことができて、うれしかったです。」とその喜びを話し、全国大会に向けて「上位にくいこめるようにこれから練習を重ね、ショットやパターの精度をあげていきたいです。」と力強く語り、更なる高みを目指す。
ちなみに愛未さんが好きなプロゴルファーは、女子は畑岡奈紗金澤志奈、男子は星野陸也石川遼木下稜介だそうだ。


既に笠間市からは、畑岡奈紗を筆頭にスナッグゴルフ出身プロを多数輩出しており、愛未さんも悠希くんも、身近で活躍するその先輩たちの背中を追いかけ練習を重ねていく。