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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2024

ABEMAツアー初出場の川上猛鳴がハーフ30の猛追で4位タイフィニッシュ

川上猛鳴は1999年生まれの24歳。2022年、23年と『日本オープンゴルフ選手権競技』には出場しているものの、ABEMAツアーは今回は初出場。

昨年はサードQTで敗退しているため、今年の出場試合は限定的。今回は推薦での出場だったが、そのチャンスを見事に活かして、次戦の出場資格を獲得した。

 

サスペンデッドとなったセカンドラウンドの残りホールを消化したこの日は3ホールを残すのみ。もちろん全てバーディを狙いにいった。

「残り3ホールだけだったので、最初のホールでバーディを獲れたんですけど、次のホールでボギーを叩いてしまって。最後はバーディが獲れてよかったです。全体的にはいいゴルフができていたと思いますけど、初出場ということもあって色んな部分で慣れないことが多くて、小さいミスが目立ったかなとは思います」。

 

予選ラウンドは兄の優大と同組で、そこも気楽に回れる要因になったのかもしれない。「向こう(兄)は負けられないというプライドもあったと思うのでやりにくかったんじゃないですかね。自分はいつもと変わらずというか、やりやすかったです」。

 

持ち味は飛距離とアイアンショットのキレ。昨日のセカンドラウンドも、5連続バーディを継続中でサスペンデッドとなった。その5連続と今日の1ホール目のバーディを合わせると6連続バーディを奪ったことになる。リズムに乗り出すと止まらない爆発力は魅力的だ。

次戦は福島県で行われる『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま』だ。伸ばし合いになることが多い大会なだけに、この勢いのまま、どのようなプレーを見せてくれるのか注目したい。