ぶっつけ本番の富士桜は、これが人生初ラウンドといい、「難しいコースを練習ラウンドなしで回りました。怖いところを認識していなかったのが逆によかったかもしれません」と要因を語る。
ただ、大会の模様は、ジュニア時代にテレビで見ており「石川遼選手がバンカーから打っていたのはここか~」などと、感動しながら、スコアを作った。
お父さんの影響で、3歳からゴルフを始め、地元福岡の沖学園高校3年の2021年にプロ転向して3年目の今季はABEMAツアーを主戦場としており、得意クラブはドライバー。
晴れて、レギュラー昇格を果たした暁には、打倒・稲森佑貴(いなもり・ゆうき、7季連続フェアウェイキープ1位)を掲げるほどで、この日もフェアウェイ外しは2回と安定したティショットで今季初レギュラー&大会初の出場チャンスを勝ち取った。
「このコースは、ショット、パット、アプローチ全部が良くないと、通用しないと思う。ラフが長く難しかったので、本戦もラフに入れないように気を付けたい。まずは予選を通ってトップ10 を目指します」と、意気込みを話した。
そのほか、ツアー通算2勝で、本大会2017年の初日16番パー3でホールインワン経験もある
薗田峻輔(そのだ・しゅんすけ)が2アンダーの2位タイで本戦突破。