森山はPGAツアーアメリカズで、1ストローク足らずでの予選落ちを5試合経験している。賞金を獲得してこそのプロなだけに、予選を通るか通らないかは死活問題。それが5試合も続いたことで、自分には何が足らないのか、何を強化しなければならないのかを改めて考えさせられたと言う。
「自分自身のメンタルなのか、マネージメントなのか、何かが影響してやらかしちゃうんです。どうしたらミスしても大きく引きづらないかが課題だと思っています」。
メンタル的なことの他にも、もちろん技術的な効果も課題だと考えている。もっと言えばプロとして連戦をこなすために自分なりの食事や睡眠のルーティンもベストなスタイルを見つけることも今後は重要になってくる。今年はプロ初年度で様々な部分で戸惑うことが多かったようだが、一から土台を築くために選んだのが日本ツアーだ。今年の日本ツアーのQTに挑戦するスケジュールを組んでおり、来年は台風の目になる可能性を大いに秘めている。そんな森山の明日以降の追い上げに期待したい。