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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2024

ゴルフを仕事だと考えたら平常心でできた!大塚大樹が手応えの5位Tフィニッシュ

大塚大樹が最終日に7バーディ、ノーボギーの65をマーク。自身久々の上位フィニッシュに長かったトンネルから抜け出す糸口を掴んだようだ。

今シーズンの大塚は開幕戦こそ予選通過して25位タイに入っているが、その後は8戦連続の予選落ち。先週のエリートグリップチャレンジで久々の予選通過を果たすものの、全く手応えを感じないままで今週の試合にのぞんでいた。

「今日は本当にでき過ぎです。パッティングがよく入ってくれました。ゴルフの知識的には今まで一番上手い感じだと思っていたんですけど、1打、2打足らずの予選落ちが続いて。それで気持ちも落ちてしまってという感じでした」。

 

予選落ちが続くことで、メンタル的にも疲弊していたが、今週はゴルフに対する見方をちょっと変えてのぞんでみたところ、良い結果に結びついた。これまでと違う思考とはゴルフを仕事として捉えることだ。

「今まではゴルフを楽しもうと思ってやっていたんです。そうしたらミスしたり、ダメになった時に楽しくなくなって、モチベーションが下がるみたいな感じで。それでゴルフを仕事だと考えてみようと思って今週はやったんです。ずっと同じテンションでやっていたら、こういう結果になったので、これなのかなとちょっと思いました」。

 

プロにとってはもちろんゴルフは仕事で、辛いことももちろんある。だからこそ楽しもううと思うことは普通のことで大塚もそれができればベストだと思っていたに違いない。ただ、大塚にとっては楽しめなくなった時の心の落ち方が大きかったのだろう。好きなはずのゴルフを楽しめなくなり、それでずるずると予選落ちを繰り返してしまった。

ゴルフを仕事だと割り切ったことで、ミスをしてもテンションが変わらずできると知った大塚。残すは最終戦のみだが、この日マークできた65によって、大塚自身が最も楽しみな最終戦になりそうだ。