今シーズンのABEMAツアー最終戦となるディライトワークスJGTOファイナル2024が、いよいよ明日開幕する。４月のNovil Cupで開幕し今週が12戦目。茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部・東コースを舞台に10月16日（水）〜18日（金）の３日間の日程で開催される。

今シーズンは開幕戦が５人によるプレーオフという激闘の幕開けとなり小鯛竜也が優勝を飾った。その後、第２戦目ではルーキーの大嶋港が制すなど、ベテランと新人が入り混じる「これぞABEMAツアー！」という戦いが年間を通して繰り広げられてきたシーズンだった。

今年は複数回優勝者がいないこともあって賞金レースは混沌としている。トップの内藤寛太郎と2位の大嶋宝との差は60万円ほど。最終戦の優勝賞金は360万円となっているため、逆転での賞金王の可能性は多くの選手に残されている。

賞金王には来シーズンのレギュラーツアーの出場資格が与えられるが、レギュラーツアー前半戦の優先出場順位の目安となる賞金ランキング20位（上位19名）争いも、今年はより熾烈になりそうだ。また、今週の最終戦を終えた段階で賞金ランキング30位以内に入ればサードQTから受けられるため、セカンドQTにエントリーしていたり、すでにファーストやセカンドQTで落ちてしまった選手にとっては大きな復活のチャンスとなる。

激しい伸ばしあいが予想される最終戦だけに、明日の初日から目が離せない！