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ダンロップフェニックストーナメント 2024

石川&松山との同組が決まって@松山茉生さんが思ったことは?

予選ラウンドの組み合わせは、当週の火曜日・正午に発表される。
公開時間に合わせて、練習ラウンドの途中にホームページで確認したという@松山茉生(まつやま・まお)さんは、その瞬間「わあ」っと声を上げ、その後は「ずっとそわそわしていた」という。

「驚きと、嬉しさと、幸せだなと思ったのと、嫌だな、というのと…」。

本人にとっては、まさかの石川遼と松山英樹との同組。
「ほんとに、かなりギャラリーのみなさんが来ると思いますし考えただけでも緊張して、そういう意味で嫌だな、と思いました」と正直に本音を明かし、身長182センチの立派な体格を小さくさせた。




15歳で最年少ツアー優勝を達成した石川は、その翌2008年にプロ転向。
松山さんが生まれた年だ。

松山は、松山さんがゴルフを始めた5歳の2013年に史上初の“ルーキー賞金王”に就いた。
松山さんが「日本アマ」を最年少で制したのは、その10年後の今年。

「こんなに早く18歳下の選手とツアーでプレーすることになるとは」と、石川がしみじみするのも分かる。

石川と松山の2人について、「今でもYouTubeとか映像で昔の試合が流れているので。観客がわくようなプレーをされていて、すごいなと思います」と、話した松山さん。
「小さいころからの憧れで、印象はすごいの一言。一緒に回れることがすごい」などとひたすら「すごい」を連発した。

「コースに沿ったフェード、ドローの打ちわけだったり、コースマネージメントだったり、振るところは振ると思うので、そういうメリハリを見て学びたい」。

今大会でツアーは4戦目で、17位の成績を残した初出場の「バンテリン東海クラシック」では、土曜日のドライビングコンテストで349.6ヤードを記録し、歴代飛距離1位の河本、幡地を押さえて優勝した。

数年前に参加したジュニアレッスン会では松山も、その豪打に驚いていたそうだ。
距離のない13番などではむしろアイアンで刻まないと、グリーンを飛び越えていってしまう。
「目標はトップ10。意識して、自分のゴルフを曲げないように」。
松林のシーサイドコースでビッグネームに囲まれ自身を貫く。