例年海外選手を招待して行われる本大会。

今年も３選手が第51回大会に華を添える。

中でも注目すべきは22歳のレフティ、アクシャイ・バティア。

その若さですでにPGA TOUR２勝、DP World Tourで１勝を挙げている期待の新星だ。

インド出身の両親のもと、ロサンゼルスで育ったバティアは、アマチュア時代からアメリカ代表として国際試合に出場するなどその頭角を現していた。17歳でプロ転向をすると、2022年には米下部コーンフェリーツアーで優勝、PGA TOURに参戦し、2023年のバラクーダ選手権で初優勝をあげている。

今シーズンはバレロテキサスオープンで優勝、マスターズへの初出場も決めた。

そんな勢いのある若手が日本に来て楽しみにしていることは何といってもご飯。

日本を訪れるのは昨年のZOZO CHAMPIONSHIP以来２度目。

昨日の前夜祭では宮崎牛、ホテルではお寿司も食べたという。

「これからどんどん新しいものも試せたらと思っています」と、試合期間中でも上手く息抜きができそうだ。

予選２日間は現在賞金ランキング1位の平田憲聖とディフェンディングチャンピオンの杉浦悠太との注目組でのラウンド。

「いろいろな選手からこの試合のことを聞いてきたので、本当に楽しみにしています。過去の優勝者を見ても誰もが知っている選手が優勝している大会なので、そこに自分の名前も刻むことができれば」

初出場となる今大会。躍動するアクシャイ・バティアから目が離せない。

• A・バティア