9アンダーの「62」で回った3日目の勢いはなくても、最終日の「68」は、2バーディとボギーはゼロ。
1日を通して2位に4差以上の追随を許さず、10メートル超を沈めた15番で大会最多アンダー記録の「22」に到達した。
4差で入った最後18番パー5も、フェアウェイから丁寧に刻むなど、最後までそつないプレーが光った。
PGAツアーは未勝利で、大会前の世界ランキングは107位。
今季は米二部のコーンフェリーツアーで2勝を挙げ、PGAツアーへの再昇格を控えた29歳が、マスターズを含む通算10勝の松山を下して、来季に自信をつけた。
マクグリービーとの7打差を追った松山英樹は通算18アンダーで、米のバティアや、南アのノリスと並んで2位タイに終わった。
賞金1位で大会を迎えた平田憲聖(ひらた・けんせい)は通算9アンダーの25位タイ。
同2位の金谷拓実(かなや・たくみ)は、通算15アンダーの9位タイにつけ、ランキング順に変動はなかった。