2人とも、相手どうこうで左右される選手ではない。
それでも、賞金1位の平田は「金谷さんと一緒に回れてむしろ良かった」と、直接対決を感謝する。
「18ホールを回っていて、金谷さんのスコアがどうとかはあまり気にしていなくて、むしろ一緒に回っているからわかるし回っていないとわからないので」。
冷静に相手を見ながら初日は4アンダーの18位タイでスタート。
バンカーに入れた前半11番で、ダブルボギーを叩いたが、「悪い時に気持ちを平常心に保って、すぐに切り替えて次のホールというふうにやれたので、その辺がバーディをとれた要因だと思います」と前の10番と、次の12番とで、しっかりとイーブンパーに戻した。
「悪いショットが1日に何度かあると自分としては、いい感触はない」と、最後9番のボギーは悔やまれるが、それでも隣で5バーディ、1ボギーと安定したゴルフを続ける金谷と同スコアの「68」で、きっちりまとめてこられた。
もうひとりの同伴で、大学先輩の木下稜介(きのした・りょうすけ)は賞金4位で、もちろん逆転を狙っていることも承知の上だ。
「明日もみんなでいいゴルフをしながら組全体で盛り上がっていけたらなと思います」と、引き続き第2ラウンドの同組でも10時10分からのティオフで共闘を誓った。
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