大会初出場の昨年は、1打足りずに決勝に進めなかった
平田。
2年連続2度目の今年は第2ラウンドのスタートから4連続バーディで駆け上がるなど、一気にV争いに飛びこんできた。
「去年、初めて出て良い経験させてもらってからいろんな経験をして、またここに帰ってこられた」。
昨季シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を賞金1位で迎えながら、金谷拓実(かなや・たくみ)に逆転され、賞金王を逃した。
悔しさも癒えないうちに、臨んだ米ツアーの最終予選会では最終日に盛り返したものの、8位で終戦していた。
「コーンフェリーツアーには出られますけど、目標にしていたPGAツアーには届かなかった。悔しい思いはしましたけど、いろんな経験を活かして、きょうはこの順位で終われたかな」と、自身の成長を噛み締める決勝進出となった。
「初めて週末のソニーオープンに残れるのでそれだけでも楽しみですし、この順位で戦えるのはワクワクでいっぱい。自分のゴルフに徹して頑張ろうと思います」。
今季初戦で一気に道を開拓する大チャンスだ。
また、今季初シード選手として戦う
久常は、3つボギーが先行しながら前半最後18番のチップインイーグルで態勢を立て直すと、後半3バーディ。
通算3アンダーのカットライン上で決勝ラウンドに滑り込み、「初戦から4日間、プレーできるのはよかった。あと2日間あるので、まだまだ伸ばして、上位も混戦になっていると思うので、明日明後日としっかり頑張っていきたいなと思います」と、週末の抱負を述べた。