記事

Sony Open in Hawaii

平田16位、松山29位、久常66位で最終ラウンドへ

1差の3位タイから3日目を出た平田憲聖(ひらた・けんせい)は、首位と4差で堪えた。

強い風が吹く中、スタートからじっとパーを重ねて9番パー5で2オン2パット。
この日最初のバーディとし、前半はボギーなしで折り返した。

「ショットはこの風の中でもコントロールしながら多くチャンスは作れていた」と手ごたえはありながら、グリーン上ではボールが幾度もカップ上を通過するなど悔しい展開。

「もうちょっと入ってくれたら流れも変わったかな、という1日だった。3つ4つ伸ばしてフィニッシュできたらな、と思ったが、パットが入らなかったのでどうしようもなかった」と、お手上げ状態でも最後まで粘り強く奮闘。
17番などではきわどい距離をしのぐなど、ボギーは15番の1日1個に留めてイーブンパーの「70」。

大混戦下で通算9アンダーは、首位と4打差で最終ラウンドを迎える。
「明日は、ほんと風次第でどうなるか。ビッグスコアを出すしかない。攻めていきながら、チャンスを多く作ってそれを活かしてよい最終日にしたいな、と思います」と、へこたれない。

先週優勝の松山英樹は42位タイからスタートして、4バーディ、1ボギーの3アンダー「67」。

通算7アンダーの29位タイと順位は上げたが、「いいものもたまーにあるんですけど悪いものが多すぎて、上位で戦うには無理かな、というのはある」と、首位との6打差に苦笑し、「初日に比べたらよくなってきていますしどう続けていくか。少し差がついてしまったんで厳しいですけど、ロースコアを出せるように頑張ります」と、抱負を述べた。

そのほか、久常涼(ひさつね・りょう)は、通算2アンダーの66位タイで最終ラウンドに挑む。