台湾出身の陳氏は、自宅そばの淡水GCでゴルフを始めた。
同クラブでプロ転向すると、1950年代から日本に拠点を移され、1959年の「日本オープン」で初優勝。
ほかレギュラーツアーは12勝。
切れ味鋭いダウンブロー打法で多くのゴルファーを虜にした。
海外でも活躍され、「マスターズ」には1963年から6年連続で出場。
すべて予選通過を果たし、1963年には自身最高成績の15位に入った。
ワールドカップには11回出場。
シニアツアーは4勝。
グランド・ゴールドシニア12勝。
2014年に日本プロゴルフ殿堂入り。
昨年10月の「日本オープン」では、開幕前に歴代覇者が集うチャンピオンズディナーに出席され、お元気な姿を見せておられたが、敗血症のため帰らぬ人となった。
ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。合掌