記事

笠さん&嘉数ペアがホストV「PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ」

男女トッププロ24組によるペアマッチ「PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ」が3月1日、沖縄県恩納村の「PGMゴルフリゾート沖縄」で行われ、笠りつ子プロ嘉数光倫(かかず・てるみち)ペアがホストVを飾った。


正規の最後18番パー5を2打差の8アンダーで迎えた。
フォアボールのチーム戦で、嘉数が作った20メートルのイーグルトライが入れば首位に並ぶ場面。

直前に笠さんに言われた。
「イーグル獲って!」。

九州東海大の先輩後輩という2人。

「僕の2つ先輩なのですが、普段から仲良くしていただいて、きょうもおしゃべりしながらリラックスしてラウンドできたのが要因。最後もはっぱをかけてもらって決められました」と嘉数。

10アンダーで藤本麻子プロ&出水田大二郎(いずみだ・たいじろう)ペアに追いつき史上初のプレーオフに持ち込むと、グリーン上で沖縄伝統の「カチャーシー」を披露。
前祝いの舞いになった。

「正直に申し上げてイーグルで追いついたので、流れ的に僕たちだな」と臨む前から自信があった。
心ひそかな勝利宣言どおりに1ホール目も嘉数が1メートルのバーディチャンスを沈めて決着した。


    笠さんも嘉数も大会主催のPGM契約プロ。
    また嘉数は、開催地の沖縄県名護市出身のご当地プロだ。

    「日ごろからお世話になっているスポンサーさんの大会で、沖縄のみなさんに僕も頑張ってるよ、という姿をお見せすることができたので嬉しいです」とVスピーチで改めてスポンサーさんと地元ファンを沸かせた。

      昨年の2回大会まで、「HEIWA・PGMチャリティゴルフ」として開催してきた本大会は今年1月31日に、株式会社アコーディア・ゴルフを平和グループに迎え入れられ、大会名称も「PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ」へと変更。

      前身大会から掲げてきた、国内ゴルフの活性化とスポーツを通じた社会貢献という開催趣旨は変わらず、今年もギャラリー入場料収入の一部と、優勝賞金の5%及び出場選手の協力による チャリティグッズ販売の収益を地元沖縄県・恩納村及び能登半島地震義援金として石川県などへ寄付されます。

      2月28日のプロアマトーナメントでは、競泳金メダリストの北島康介さんや、レスリング金メダリストの吉田沙保里さん、ボクシング世界タイトル連続13度防衛の具志堅用高さんなど多数の著名人のみなさまが、男女トッププロとの競演で盛り上げてくださいました。

      3月1日の本戦の模様はABEMAで生中継され、3月2日にはBS朝日(13:54-15:54・録画)でもご覧になれます。