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Novil Cup 2025

新たな歴史の幕開け!ACNツアーが『Novil Cup』からスタート

徳島県にあるJクラシックゴルフクラブを舞台に4/2(水)〜4日(金)の3日間の日程で、2025年ACNツアーの開幕戦となる『Novil Cup』が開催される。

ネーミングライツスポンサーとして株式会社ACNホールディングスを迎え、新たにACNツアーして新しいスタートを切るチャレンジトーナメントは今年からポイント制度『ACNツアー・ポイントランキング』を導入。優勝者には540ポイント(最終戦はチャレンジポイントとしてその1.5倍を付与)が与えられ、以下順位ごとにポイントが付与されるわけだが、これにより公平公正な競争が実現し、更にハイレベルな戦いが展開する効果が期待される。

 

そんな新しいスタートを切るACNツアーでプロとしての第一歩を歩み出す2人に意気込みを聞いた。

福住修は2002年生まれの22歳。先週大学を卒業して昨年のファイナルQT41位の成績で今シーズンはACNツアーをメインに戦う。大学4年時の昨年は太平洋クラブチャレンジで3位に入るなど、プロとして十分通用することを証明。持ち味のドライバーを中心に組み立てる攻撃的なゴルフに注目して欲しいと話す。

「緊張もありますが、自分としてはどこまでできるのか楽しみな部分が大きいです。QTでは良くなかった分、ツアーで成績を出せるように練習を重ねてきました。仕上がり自体も悪くないと思いますが、プロの中で自分がどれだけ戦えるかを1年かけて試せることが楽しみです。目標はポイントランキングで1位になって来年のレギュラーツアー出場権を獲得することが1番の目標なので頑張りたいと思います」。

福住は神奈川県出身だが、中学・高校と高知県の明徳義塾で過ごしている。県は違うものの四国ということでJクラシックゴルフクラブも何度かプレー経験がある。飛ばし屋有利と言われるコースなだけに、開幕戦での爆発に期待が高まる。

 



もう一人のルーキーは宮崎県出身の丸尾怜央だ。2006年生まれの18歳で、この春に日章学園高校を卒業したばかり。昨年のファイナルQTでは71位と本人にとっては不本意な結果となったが、それを逆に奮起の材料と捉えて開幕に向けて調整してきた。

「初戦なので力まずゆっくり楽しめればと思っています。オフにしっかり練習はできたと思っているので頑張りたいです。目標はもちろん勝つことですが、来シーズンは不レギュラーツアーで戦うことを最大の目標にしています」。


 

若さゆえの失敗もあるだろうが、若さゆえの順応力の高さも持ち合わせているだけに、場数を踏むごとに成長することが予想できる。勢いのある2人のルーキーイヤーに注目するとともに、まずは初戦の戦いぶりと活躍に期待したい。