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つるやオープン 2002

< ツアーMINIニュース >「賞金王…狙う気持ちで」

夫人のオメデタがわかった横田真一
 
今月初め、夕子夫人が、妊娠2ヶ月とわかった真一パパは、先々週に行われたツアー外競技の岐阜オープンで、大いに発奮。
 シード選手も28人出ていたこの大会に勝ち、「オムツ代を、稼ぎました。子供が出来たら、勝負ごとに強くなるっていうのは、ほんとだったね」と笑いが止まらない。

 オメデタをきっかけに、気持ちが乗っている。
 「今週はドン、と優勝して、ロマネコンティ(高級ワイン)入りのミルクを、プレゼントしようかな(笑)」と、普段は弱気な態度が目立つ横田から、いきなりの勝利宣言。
 「今年は、マイナス志向をいっさいやめようと思って」と打ち明ける。

 改心のきっかけは、どんなときも、常に前向きな発言を繰り返す谷口や、片山など、ライバルたちの姿勢に刺激されたことも、大きいようだ。

 「3月の開幕戦のビデオを見ていたら、みんな、“勝つ”とか、“賞金王”とか、自身満満だったんです。それに引きかえ、僕ときたら、“ちょっと不安です”なんて、マイナスコメントばかり…。反省しました。子供もできたことだし、今年は方針をかえて、僕も前向きにいきます」

 今シーズンの目標は、でっかく「賞金王…を狙うつもりでいきます」と横田。予定日の12月に、2重の喜びとなるか。
 まだ見ぬ子へ、横田が父親の威厳を示すつもりだ。

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