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ダイヤモンドカップトーナメント 2001
▼ 2日目、トピックス 「目標? もちろん優勝さ」
6位タイにつけているプラヤド・マークセンは、今季から、日本ツアー本格参戦。
昨年のQTランク33位の資格で戦っている。
故郷のタイに、愛妻のパパポンと2人の息子、ビアパットー(4歳)とビアブー(1歳)を残しての“単身赴任”。
「離れているのは、2週間が限界」と、タイ―日本間約7時間を往復する日々だ。
日本に来るまでは、アジアのツアーを主戦場にしていた。
アマチュア時代に3回、プロ転向後に2回の優勝経験もある実力派。
2日目のこの日は、「パッティングが良かった」と、5バーディ(2ボギー)の69。
6位タイに浮上して、「今週の目標? もちろん優勝さ」と、一発シード入りで、凱旋帰国を狙っている。
★ プラヤド・マークセン
1966年1月30日、タイ・ホアヒン市で、9人兄弟の5番目として生まれた。
お小遣いを稼ぐため、14歳まではサムロー(自転車の後ろに荷台をつけて、人を運ぶ)のアルバイト。16歳からは、タイで一番古いといわれる『ロイヤルホアヒンCC』で、キャディとして働いているうちに、ゴルフにも親しむように。自慢の足腰の強さは、「サムローの仕事のおかげ」と笑う。
アマチュア時代に、アジアのツアーで3勝。1990年のプロ転向後に2勝の経験がある。
セールスポイントは、「集中力の強さ」。
2日目のこの日、10番でティショットを右に打ち込みかんしゃくを起こしかけたように「ショートテンパーな部分もある」のがタマに傷だが、怒りを押さえ、「集中力を発揮できれば、優勝も」と、夢もふくらむ。
ちなみに、日本食の好物はさばとしゃけ。ただし、「生はだめ」とか。