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PGM シリーズ第2戦かさぎチャレンジ by JGTO 2005
ジャパンゴルフツアーチャレンジトーナメント・PGMシリーズ第2戦「かさぎチャレンジby JGTO」井手口正一が前回プレーオフで敗れた悔しさをリベンジ。
最終日も気温30℃を超える快晴無風の好コンディションとなった かさぎゴルフ倶楽部、スタート前のインタビューでは首位スタートの池内、上本、井手口が口をそろえ「今日もバーディ合戦になる」と語った。最終組がターン直後はトップが10アンダーで5名という激しい上位争い。前回のPGMシリーズ第1戦ワールドチャレンジでプレーオフで梶川武志に敗れた井手口正一が12番、13番のバーディでスパート、17番パー5でも第3打のアプローチを1.2mに寄せてこの日6つ目のバーディを奪い、最終18番しっかりとパーをキープ、チャレンジトーナメント初優勝を飾った。「今日はいっしょの組の上本君が良いプレーをしていたから彼に負けないように頑張りました。辛かったのは16番パー3でグリーン奥に外したのですが、パーをとれたのが大きかったです。QTのランキングがツアーにも出れるぐらいなので迷うんですが、前回も今回もチャレンジに出て良かったです。前回はプレーオフで負けてくやしかったから本当にうれしいです。優勝賞金はツアーに出るための資金にしますが、もちろんキャディをしてくれた父にも、お祝いですから」井手口はこの優勝でチャレンジトーナメント6試合終了時点で賞金ランキング¥2,763,971で1位となった。
井手口正一 1972年11月5日生まれ 熊本県出身 近畿大学
前回のPGMシリーズ第1戦「ワールドチャレンジ」と今回のPGMシリーズ第2戦「かさぎチャレンジby JGTO」井手口のキャディを勤めた父一幸さんは7年前にはPGAの認定プロとしてシニア競技に参戦、賞金も約200万円稼いでいる。「二人でゴルフすると経費ばっかり使っていて僕がやめてたんです。でも今回の優勝で本当に良かったです。これで僕もゴルフができます。今58歳なんで後2年はやりたい、今年はシニアの予選会に行けますね。今回練習日に見てたら球が曲がって、もう帰ろうって自宅に電話したら、妻がせっかくきたんだから楽しんでくれば良いって言ってくれたんです。そうしたら初日から球は曲がらないし、パットも自信もって打ってるし、2日間かっこよかったですよ。やっとここまでこれたと安心しました」