記事

NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2001

覚えた単語は、『スバラシイ』『ボチボチ』『マアマア』…今日のスコアは、「もちろん“スバラシイ!”だね(笑)」

 豪州出身のスコット・レイコック(豪)がコースレコードを2打塗り替え、単独首位に立った。
 この日は、「ショット、パット」ともに冴え、「生涯初めて」パー3の4ホール、すべてバーディを奪うなど。8バーディノーボギーの64。
 日本ツアーでのシード2年目。その間に覚えた日本語は、『スバラシイ』や『ボチボチ』、『マアマア』など数あれど、もちろん、この日の気分を表す単語は「スバラシイ!!」会心の笑みを浮かべたレイコック。
 先週までの2週間、里帰りして、5年前から師事するイアン・トリクスコーチに、パッティングに関するアドバイスを受けた。それが今回の好スタートにつながった。
 「今までパットのとき、ラインを決めあとも2度3度と素振りしていたんだ。でも先生は、もっと直感を信じて、アドレスを決めたらすぐに打つようにしなさい、って…。素振りをしているうちに、どんどん迷いが生じて、かえってよいストロークができなくなるといわれてね。それで今週は、素振りを1回だけすることにしたんだ。おかげで、今日は久しぶりにパット数も30台以下に抑えられたし、おまけにコースレコードも更新できて、とてもよい気分!!」
 夢は「米ツアーでの活躍」というレイコック。今年は、同ツアーのQスクールにも挑戦してみるつもりという。
 その前に、ぜひとも日本ツアーでの初Vを勝ち取って、自信を深めておきたいところだが…。

    関連記事