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谷昭範がハワイ・パールオープンで優勝
プロ13年目の谷は初日に首位発進するも、2日目に2打差の6位に後退。
逆転Vをかけてスタートした最終日は17番パー5が勝負の分かれ目だった。
ティショットを左に曲げて、林の中へ。逡巡ののちに、キャディのすすめで手堅くレイアップした第2打が、運良くグリーンの手前で跳ねて、ピンまで2メートルに乗った。
「勝てたのは、あのアドバイスのおかげです」と感謝した谷は、前日土曜日の午後に当地で結婚式をあげたばかりという。昨末のファイナルQTはランク31位につけて、今季日本ツアーに本格参戦する35歳には二重の喜びとなった。
そのほか、主な日本勢の成績は室田淳と深堀圭一郎、内藤寛太郎らが10位タイ。
岡山県・作陽高校のアマチュア、加藤龍太郎くんが13位につけた。