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日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ 2005

最終日は、子供たちと手をつないで入場!!キッズエスコート

宮里聖志(右)は、いつまでもキッズの手を離さず、同じ組の横尾(左)が「どこかにさらっていくつもり?!」
前日3日目、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップで熱戦を繰り広げたキッズたちがこの日最終日は本戦のスタートティで大活躍だ。
出場選手と手をつないで、入場をエスコート。
チームおそろいの体操服を着て、選手の手を引き歩く姿はどこかぎこちない。

スタートアナウンサーをつとめるアイルランド出身のジム・フレッチャーさんが子供たちに、流暢な日本語で聞く。
「みなさん、表情が固いですね。緊張してますか?」
か細い声で、子供達が答える。
「・・・イエス」
「どうして緊張してるの?」
「人がいっぱいいて、恥ずかしいから・・・」

後ろのギャラリースタンドにも、左右のロープ際にもぎっしりと満員の大ギャラリー。無数の目に見つめられ、堂々としていられる小学生はあまりいないだろう。

それでも、そんな極度の緊張感を吹き飛ばし、元気な笑顔で選手たちを送りだしてくれた子供たち。
前日のスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップで初優勝をあげた沖縄県の那覇市立壺屋小学校キャプテンの嘉数舞美ちゃん(4年生)は、最終組の菊池純のエスコート役をつとめた。
「とっても緊張したけど、ちゃんと『頑張ってください』って言えました!!」。

選手たちとつないだ手のぬくもりは、いつまでも子供たちの心に残ることだろう。

  • 選手を1番ティに誘導したあとは、みんなで記念撮影!
  • エスコート役を務めてくれた子供たちに選手たちからJGTOオリジナルのバッチをプレゼント

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