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ダンロップフェニックストーナメント 2007

多くのプロと懇親を深めた施設招待

一人ずつ紹介される選手達
13日(火)、フェニックスゴルフアカデミー(練習場)に宮崎市内の8つの福祉施設から215名の方々が、開幕直前のトーナメント会場を訪れた。

毎年、この大会の恒例となっている社会福祉法人 宮崎県社会福祉事業団「向陽園」への施設訪問。
今年は、元気いっぱいの施設の方々を迎え、普段のゴルファーの素顔や迫力ある練習を見て貰うのが目的だ。

練習場には、本大会でタイガーウッズとの熾烈なプレーオフを演じ、2003年のチャンピオンでもある横尾要を始め、倉本昌弘・宮里優作・高橋竜彦・武藤俊憲・スティーブンコンラン・市原建彦・兼本貴司・小田孔明が、施設の方々と交流を深めようと駆けつけていた。

選手のデモンストレーションでは、宮里が豪快なドライバーショットを放つと、スティーブン・コンランがピンにピタリと寄せるアイアンショットを披露。今シーズン何度も優勝争いに加わっている小田は低い弾道と高い弾道を打ち分けてみせる。

施設の方は「おっー、すごい!」と目を見張る。
解説をしていた倉本が「さすがに今季調子が良いだけありますね」と、さらにその場を盛り上げる。

デモンストレーションの後は、待ちに待ったジャズ・トランペッターの日野皓正さん率いるグループのメンバー5名による懐かしのナンバー「イン・ア・リトル・スパニッシュ・タウン」の生演奏。

軽快なリズムに乗って施設の方も踊り始め、一気に会場は陽気なムードに変わり、一緒に盛り上がる。

その後、プロの周りに我先にと集まって笑顔の記念撮影。プレゼント交換やサインをしながら「元気だった?また来年会おうね!」「ありがとう!」と次の再会を約束していた。

同じ時間を過ごし、励ましあって勇気付けられた選手達が、きっと15日(木)から開幕するダンロップフェニックスで活躍してくれるだろう。

  • 施設の方と交流をはかる宮里優作
  • 再会を喜び記念撮影

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