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「弟の名前がついた第1回大会で、勝ちたかったんだ」勝紀君の兄、成輝君は4位で惜しくも賞を逃したが・・・

中田順さん(=右)とのペアで優勝を目指して懸命に戦った成輝君だったが・・・
兵庫県尼崎市にある尼崎テクノランドで開催された第1回勝紀杯スナッグゴルフ大会。この記念大会で、初代チャンピオンの座を狙う高橋家の長男・成輝君は、家庭教師で、大学ゴルフ部に所属する中田順さんとペアを組んで大会にのぞんだが、6番のダブルボギーと最終9番ホールのボギーが響いて30ストロークの4位。

チップインバーディを奪うなど見せ場もあって、ホールアウト直後は首位と2ストローク差で2位をキープしていた。しかし、後続組が次々と好スコアをたたき出し、終わってみれば優勝カップはおろか、3位の銅メダルも逃して肩を落とした。

弟の名前を冠した第1回大会。「なんとか勝ちたかったんだけど…」。プロゴルファーの父に、「勝負はそんなに甘くないんだよ」と、諭されても納得できない。

「勝紀はきっと、言うだろうなあ。『負けたのは、お兄ちゃんのせいだよ』って。…あ〜!!あのダボとボギーがなければなあっ! 悔しいよ〜!」。

2週間後には、中学受験を控えている。中学にはゴルフ部がないのが残念だが、父の手ほどきをうけながら、練習は続けるつもりだ。

勝紀杯スナッグゴルフ大会の第2回目は、8月10日の予定。
「…次は絶対に、優勝するぞ!!」。
次回大会での、リベンジを誓った成輝君だった。

  • 真剣な表情で、ホールアウト後のアテスト
  • 成輝君の執念を抑え28ストロークで初代チャンピオンに輝いたのは、西田健次郎さん、川端洋平君ペア。大会会長の高橋からクリスタルのカップと金メダルを受け取って大喜び