英スコットランドのカーヌスティゴルフリンクスで行われた第136回全英オープンで、スペインのセルヒオ・ガルシアとのプレーオフを制して初のメジャーに輝いたパドレイグ・ハリントンがこの秋、再来日します。

日本ツアー初優勝をあげた、昨年11月のダンロップフェニックスもやはりプレーオフ。
しかも、大会３連覇がかかっていた世界最強のタイガー・ウッズを下してＶ。

「特に最終日は、片山晋呉選手を含めた日・米・欧の賞金王の優勝争い。どの勝利も価値あるものですが、このような質の高いフィールドで勝てたことは、私にとって大きな自信となりました」と、喜びを語っていたものです。

「この優勝を生かし、ぜひメジャータイトルを！」との言葉どおり、晴れてメジャーチャンプの称号を手に、連覇をかけて再び舞い戻ります。

「･･･日本のみなさん、ぜひまた11月に宮崎でお会いしましょう！」。
アイルランドの英雄が、今年もまた終盤のゴルフシーンを盛り上げてくれそうです。

なお、ハリントンほか、スウェーデンのヘンリック・ステンソンの出場も決定しているダンロップフェニックストーナメントのさらに詳しい情報はこちらよりごらんいただけます。

パドレイグ・ハリントンPADRAIG HARRINGTON
1971年８月31日生まれの35歳。アイルランドの首都ダブリン出身。
1995年にプロ転向、主戦場の欧州ツアーはこれまで通算11勝、米ツアーでは通算２勝。
欧州ツアー賞金王に輝いた昨年11月には、日本ツアーのダンロップ・フェニックスでウッズとのプレーオフを制して優勝した。
メジャーは過去２００２年のマスターズなどでの５位が最高だったが今回の初制覇で、欧州ツアーの賞金ランクは１位に浮上。２年連続賞金王の期待も高まる。
身長185センチ、体重83キロ。